自ら音楽を組み立てる力を養うカリキュラム
知性を音楽に、音楽から新たな知力へ
音楽科目を充実させるのはもちろん、一般教科も大切にしています。それは、私たちが音楽を高度な知的活動と捉え、音楽と学科のどちらもバランス良く学ぶことが相乗効果を生み出すと考えているからです。文学や歴史を単に演奏表現のための背景となる教養として学ぶだけでなく、知性を磨くことそのものが音楽力を深め、また音楽を学ぶことで磨かれた感性や集中力が学科の学習能力を高めるのです。
音楽科目を充実させるのはもちろん、一般教科も大切にしています。それは、私たちが音楽を高度な知的活動と捉え、音楽と学科のどちらもバランス良く学ぶことが相乗効果を生み出すと考えているからです。文学や歴史を単に演奏表現のための背景となる教養として学ぶだけでなく、知性を磨くことそのものが音楽力を深め、また音楽を学ぶことで磨かれた感性や集中力が学科の学習能力を高めるのです。
高度な音楽理論・ソルフェージュ
音楽の本質に巡り会うために
演奏に必要な真の「技術」を身につけるために、楽譜を読み取る「読解力」の向上と「自己表現法」の構築の徹底を目指し、作曲、編曲、楽曲分析などに注力しています。正確な譜読みから正格な演奏法を探求し、自己表現できる力を育てます。
演奏に必要な真の「技術」を身につけるために、楽譜を読み取る「読解力」の向上と「自己表現法」の構築の徹底を目指し、作曲、編曲、楽曲分析などに注力しています。正確な譜読みから正格な演奏法を探求し、自己表現できる力を育てます。
高大接続プログラム
在校中に国立音楽大学で受講出来る特別聴講制度や、大学の教授陣が高校で授業を行う授業体験講座など、国立音楽大学と連携した特別授業を実施しています。
音楽を学ぶ多くの友人に囲まれる学校生活
1学年3クラスの音楽科は、国内の音楽科高校で最大規模です。ほぼ全ての楽器に専攻生が在籍する本校では、オーケストラの授業が充実するほか、合唱やアンサンブルなどの可能性が大きく広がります。
教師陣の多くは専任教師
音楽科目だけで7名の専任教員が在籍するほか、学科授業の約70%を専任教員が担当しています。そのため生徒と教員の距離が近く、生徒の質問に答えてきめ細やかな指導が夕方遅くまで続くのは、本校ならではの光景と言えるでしょう。また、音楽学や一般大学など多様な進路希望にも対応し、丁寧な指導を実現しています。
多彩な課外授業
本校ではホームルーム、生徒会、委員会、クラブなどの活動も大切にしています。個人の専攻の練習時間を十分確保しながら、集団生活のルールを自主的に学びます。また、PTAや同窓会も独自に積極的な活動を行っており、生徒と教師、地域の方々や保護者など、立場を超えた関わりの中で生徒の人間力を育てています。
ステージしか体験できない学び
「総合的な学習の時間」に行われる「校内演奏会」では、生徒全員が持ち回りで出演、企画運営の全てを担います。また、校外のコンサートホールを使用してのコンサート、生徒会主催で地域の方と交流する演奏会など、ソロやアンサンブル、合唱等多くのステージを経験します。
年間コンサートスケジュール
4月 | 新入生歓迎演奏会 | 12月 | 出張コンサート (生徒会主催) |
7月 | ソリステンコンサート | くにたち音楽会 (PTA主催) |
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10月 | 招待演奏会 (国立市と共催) |
3月 | 地域謝恩コンサート (生徒会主催) |
11月 | オーケストラ定期演奏会 | 卒業演奏会 |
一流講師陣による充実のレッスン
第一線で活躍する60名以上の教員が、生徒一人ひとりの特性を活かすレッスンを行っています。また、一人の生徒に複数の教員でアドバイスをしたり、生徒の意欲次第で担当以外の教員にも指導を受けたりできる取り組みを行っています。アムステルダム音楽院のヴィレム・ブロンズ教授を招いて毎年行っているレッスンなど、学外講師による公開講座も、生徒の目的意識を高めています。